キングコング西野が書いた絵本 ”えんとつ町のプペル” を買いました。
最近、お笑い芸人キングコング西野がむっちゃ話題になっているの知ってますか??
私は『はねるのトびら』も見てなかったので、キングコング西野のイメージは『無』。
正直、この人がどんな人なのか、どんなギャグを言うのかも全く知りませんでした。
しかし、キングコング西野が書いたビジネス本「魔法のコンパス」「改革のファンファーレ」を読んでから、この人のイメージがガラリと一新!
「西野さん! すごい!!」
こうして ”えんとつ町のプペル” も購入することにしたのです。
「魔法のコンパス」「改革のファンファーレ」についてはこちら
「魔法のコンパス」「革命のファンファーレ」ってどんな本なの?
そう思ったあなたは、私の友達「y-heyくん」のブログをぜひ読んでください♪
とても上手くまとまっているので参考になります!
友達、y-heyくんの感想はこちら▼
>>魔法のコンパス by 西野亮廣 はあなたの人生の羅針盤になるかもしれない
>>革命のファンファーレ by 西野亮廣 にはモノを売るための極意が書いてある
”えんとつ町のプぺル” は無料で読める
この絵本、価格が2,000円します。
けっこう高いお値段ですよね。
ある子供から、キングコング西野にこんなコメント届いたそうです。
「読んでみたいけど、値段が高すぎて買うことができない」
『お金』というもののために、読める子供と読めない子供がいる。
だったら、そんなお金なんてとっぱらってしまおう!!
そうして ”えんとつ町のプペル” は、無料公開されたのでした。
無料公開することで、たくさん文句を言われるキングコング西野
「無料で読めるようになったら、本来お金をもらうべき人にお金が回らなくなる!」
いろんな人から、無料公開したことへの批判を受けたキングコング西野。
『えんとつ町のプペル』を完成させるのに4年半もの歳月をかけているのです。
逆に、それを無料公開することの勇気が私はすごいと思う!!
今までの常識なら、無料にすることで絵本は売れなくなる・・・と思っていた人々。
だけど結果は違いました。
無料公開することで、またさらに絵本が売られるようになったのです!
無料公開したのに、なぜ絵本が売れたの?
では、なぜ無料で読める絵本がさらに売れたのでしょう??
それは私たち母親の心理をよく知っていたから。
私たち母親が絵本を買うとき、時間もお金も余裕がありません。
じっくり本屋さんで1冊1冊を手に取り「どの絵本が楽しいか?」を吟味しているような時間がないのです。
その結果、昔から読まれている「ぐりとぐら」「腹ペコあおむし」など、定番の絵本がずっと売れ続けている、というのが絵本界の現状でした。
新しい絵本を書いても、売れにくい。
だけど、無料公開することで、スマホでもパソコンでも、隙間時間に「この本は面白いの?」を母親が確認できるわけです^^
確かに、私も子供たちが「これ、学校で読んで楽しかったから買って!」と言われて買うことはあっても、私自身がじっくり絵本を読み比べて買うことはしてきませんでした。
そもそも、本屋さんに行っても、本がビニールで包装されていて、中身を見る事なんてできなかったから・・・
『キングコング西野の勇気ある1歩』それを子供に教えたい! と思った。
絵本の絵がとてつもなく綺麗だったのも、この本を購入した理由です。
しかし理由はそれだけではありません。
子供たちと本を読み終えたとき
- お金がなくても読めるように無料公開したこと
- 批判されても自分の信念を曲げなかったこと
- お母さんは西野さんをすごく応援していること
そんな話を子供と一緒に考えていけたらいいなと思います。
西野さんのあとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。キングコング西野亮廣です。
えんとつ町は煙突だらけで、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。朝から晩までモックモク。えんとつ町に住む人は、青い空を知りやしない。輝く空を知りやしない。『空』という概念がないものですから、見上げることもしません。
そんな町に突如現れたゴミ人間と、その友達の煙突掃除屋が、それでも空を見上げるもんだから、町から袋叩きに遭ってしまいます。えんとつ町は、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺。そして、「夢を見る」「夢を語る」「行動する」といった、大人になる過程で皆が折り合いをつけて捨てたモノをまだ持ち続けているという意味で、主人公を《ゴミ人間》にしてみました。
『えんとつ町のプペル』は、そんな物語です。いかがでしたか?
実は今回、この絵本を最後まで無料で公開したのは、とても勇気がいることでした。僕だけでなく、この作品に携わっているスタッフは、この絵本の売り上げで生活をしているからです。ただ一方で、「2000円の絵本は、子供が、子供の意思で手を出すことができない」という声も耳にしました。
たしかに、2000円は決して安くない値段です。僕は子供に届けたいと思うけれど、「お金」という理由だけで、受け取りたくても受け取れない子がいる事実。
だったらいっそのこと、「お金なんて取っ払ってしまおう」と思いました。『えんとつ町のプペル』を、お金を出して買いたい人は買って、無料で読みたい人は無料で読める絵本にしてしまおう、と。
せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。10万部《売れる》ことよりも、1000万人が《知っている》ことの方が、はるかに価値があると僕は考えます。
それに、人間が幸せになる為に作り出した『お金』で、人間に格差ができるのなんて、やっぱり全然面白くない。お小遣いなんて貰えない幼稚園児や小学生が、出費が重なって金欠になった学生や主婦が、何かの事情で本屋さんまで足を運ぶことができなくなってしまった人達が、それでも手に入れられるモノにしたい。
今回の無料公開が、どう転ぶかは分かりません。この絵本の制作には4年半を費やしました。もしかすると、この挑戦により、一冊も売れなくなってしまうかもしれません。しかし、たとえそうなったとしても、たくさんの人が『えんとつ町のプペル』を知ってくれさえすれば、また次の挑戦ができると僕は信じています。
今、足がプルプル震えているのですが、皆様に1つだけお願いがあります。「おい、西野!お前のその心意気、買ったぞ!」という方は、ぜひこの記事をシェアしていただけないでしょうか?たくさんの人に『えんとつ町のプペル』を届けるため、どうか宜しくお願い致します。
最後に。ページ数の関係でカットになりましたが、主人公の一人であるルビッチの父親がルビッチにかけた言葉を、ここに記しておきます。他の誰も見ていなくてもいい。
黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、
行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。
信じぬくんだ。たとえ一人になっても。
スポットライトより引用
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