小柄コーディネートをインスタで発信中!フォロワー36,000人

「何を着てもしっくりこない」原因は? 好きか、似合うかよりも【機能】を最優先しすぎてしまう

何を着てもしっくりこない

この記事の著者

顔タイプアドバイザー・小柄専用スタイリスト

HappY

ハッピー

プロフィール

身長144cm。超小柄で洋服のサイズがない。同じように困っている小柄さんに情報提供をしたいと2016年から当ブログを開始。 大手デパートにて小柄向けファッション講座登壇、イベント開催。 顔タイプアドバイザー1級や衣類収納ADなど洋服に関する資格を取得。 インスタグラムのフォロワー数は34,000人。電子書籍「144cmでもできた! 超小柄さんのスタイルアップコーデ術」を出版。Amazonベストセラー2冠 Amazon人気度ランキング1位、ファッション売れ筋1位など10冠獲得

HappY
HappY

小柄スタイリスト、顔タイプアドバイザーのHappY(ハッピー)です。このブログでは小柄さん向けのおすすめアイテムやお役立ち情報を発信しています。楽天市場で買って良かったものはこちらにまとめてます。

私はスタイリストとして、ファッションに悩む小柄さんに向けてファッションアドバイスをするお仕事をしています。

その中でも人気のサービスが「顔タイプ診断」です。

自分に似合う服がわかるので、買い物の失敗も少なくなる。

自分の顔の個性(魅力)がわかるので、個性(魅力)を活かす方法がわかるのが、顔タイプ診断の良いところかなと思ってます。

先日、顔タイプ診断を受けてくれたお客様がこんなことを言っていました。

「何を着てもしっくりこないんです・・・」

私、たくさんの方のファッションお悩みを聞いてきたけれど、かなり多いのが「何を着てもしっくりこない」という声。

なぜ自分で選んだ服なのに「しっくりこない」のか。

これは『センスがないから』と思われがちですが、実はそうではないんです。

今回は「何を着てもしっくりこない原因』について、考えていこうと思います。

小柄さん
小柄さん

めっちゃわかります! これって自分のセンスがないからじゃないんですか? オシャレが苦手だからだと思ってました。

HappY
HappY

違うんです! オシャレが苦手だからではないんです。

まずは結論から。何を着てもしっくりこない原因とは『機能を最優先してしまっている』から

悩む女性

まずは結論から。

何を着てもしっくりこないのは「機能を最優先しすぎてしまっているから」なんです。

服を選ぶ時って、買うに至るまでの判断基準があると思います。

  • 家で洗えるか
  • シワになりにくいか
  • 汚れが目立ちにくいか
  • 派手すぎないか
  • 地味すぎないか
  • これで自転車に乗れるか
  • 暖かく過ごせるか
  • 涼しいか
  • しゃがめるか
  • お腹が苦しくないか
  • 子供を抱っこするときに、邪魔になる装飾はないか
  • 日焼け対策になるか などなど・・・

1枚の服を買うだけでも、サイズやデザインを確認する意外にも、その服のもつ機能を確認することが多いと思います。

「これ、可愛いな〜」「これ着たらテンション上がるよね〜♪」という気持ちがアップする服を買えば、毎日の洋服選びも楽しくなることは間違いありません。

だけど、「何を着てもしっくりこない」のは、「シワにならないか」「洗濯しやすいか」「汚れが目立たないか」「コーディネートしやすいか」など、機能面ばかりを重視して、その後に「これならまぁ、可愛いかな。合わせやすそうだしね」と「これ好き!!」や「この服を着てでかけたい!!」という気持ちを後回しにしてしまっているからなのです。

この悩みが多いのは、子供が幼稚園や保育園に行くようになり、自分の時間ができてきたママたち

子育てママ

私が今まで聞いてきた「何を着てもしっくりこないんです」という悩みを持っているのは、小さな子供を育てているママでした。

しかも、子供たちが幼稚園や保育園に行くようになり、自分の時間が取れるようになってきたママ達です。

子育て中って、機能面を重視して洋服を選ぶようになります。

それは自然の流れかな〜と思うのです。

小さな子供を抱っこする時、全身レースの服を着てたら、子供の爪に引っかかったりして危ない。ビジューなどの装飾があったら、抱っこした時に子供の顔や目に当たってしまう。

子供に危なくない服を選ぶ。汚れても気にならない服を選ぶ。しゃがみやすい服を選ぶ。家でガンガン洗える丈夫な生地を選ぶ。

こうして機能面を重視した服が、クローゼットには並んでいるのです。

そして、いざ子供たちが幼稚園や保育園にいくようになり、自分の時間ができ、どこかに出かけようかな?と思ってクローゼットを開けてみると「しっくりくる服がない」となるわけです。

小柄さん
小柄さん

確かにそうかも! 子育て中は自分を着飾る事よりも、子育てしやすい服を選んでましたもん。

HappY
HappY

そうんなんです。 子育てしやすいこと(機能面)を重視するのは当たり前の流れですよね。でも、自分の時間が取れるようになってくると、自分自身に目が行くようになるので、持っている服と着たい服のギャップが生まれる。これこそが「しっくりくる服がない」の原因なのです。

「自分の好きを取り戻すショッピング」をしたお客様

ショッピング同行

私は小柄さんと一緒にショッピングに行く「ショッピング同行」というサービスをしていました。※今はサービスを停止しています。

その時のお客様も「どれを着てもしっくりこない」というお悩みを抱えていました。

顔タイプ診断をしてみると、とっても華やかな服が似合うお顔立ち。少し強さのある色を着ても似合うし、個性のある服を着ても、服に負けない魅力を持っています。

だけど、子育てをしているうちに【機能面】を重視しすぎて、「これが可愛い!」「この服を着ると、気持ちが上がる!」という服が、よくわからなくなってしまったのです。

ショッピング

一緒にショッピングをして、「こんな華やかな色も似合いますよ」「少し個性のあるデザインも、お似合いになりますよ」と試着していくうちに・・・

「そういえば、私、独身の頃は少し個性のある服が好きでした! でもそれをすっかり忘れてしまってました〜!」とおっしゃっていました。

自分の「好き」を取り戻したお客様は「今までとは違う服を試着できてとっても楽しかったです。一人で買い物に行っても、試着することもせず、どれが似合うのか、どれが着たいのかもよくわからなくなってました」と感想を伝えてくれました。

子育て中は機能重視。でも子供が大きくなってきたら「自分の着たい服」「好きな服」の感覚を取り戻していこう

好きなファッション

子育て中はどうしても、機能重視になってしまいます。

それは自然の流れだと思うし、子育てってめっちゃ必死に育てるので、自分のファッションがどーのこーのなんて、言ってられないと思うんです。というか、私も子育てに必死すぎてオシャレなんて言ってられなかったですから。

だけど、子供の手が少しずつ離れてくると、自分自身に意識が向くようになってくるんですよね。

そんな時こそ「自分が本当に着たい服」「好きな服」の感覚を取り戻す時だと思ってます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です