コンプレックスの「小柄」を魅力にできた理由

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顔タイプアドバイザー・小柄専用スタイリスト

HappY

ハッピー

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身長144cm。超小柄で洋服のサイズがない。同じように困っている小柄さんに情報提供をしたいと2016年から当ブログを開始。 大手デパートにて小柄向けファッション講座登壇、イベント開催。 顔タイプアドバイザー1級や衣類収納ADなど洋服に関する資格を取得。 インスタグラムのフォロワー数は34,000人。電子書籍「144cmでもできた！　超小柄さんのスタイルアップコーデ術」を出版。Amazonベストセラー2冠　Amazon人気度ランキング1位、ファッション売れ筋1位など10冠獲得

HappY

小柄スタイリスト、顔タイプアドバイザーのHappY（ハッピー）です。このブログでは小柄さん向けのおすすめアイテムやお役立ち情報を発信しています。楽天市場で買って良かったものはこちらにまとめてます。

「小柄スタイリストのHappY（ハッピー）です」

自己紹介すると驚かれることがよくあります。

「小柄スタイリストって珍しいですね！　自分で考えたのですか？」

と。　ファッション業界で【小柄スタイリスト】というジャンルがないからかもしれません。

私の身長は144cm。小柄の中でも超小柄です。

昔はこの低い身長が嫌いでした。

「せめて150cmあったらな……」となんど思ったことか。

だけど今ではこのコンプレックスを強みに変え「小柄が魅力になる」と発信をしています。

嫌だった低身長を強みに変えることができた、その理由を今日はお話していこうと思います。

「事実」をどう受け止めるか

「身長が144cm」というのは事実です。

もういい大人なのでこれ以上背が伸びることもありません。

でもそれを「魅力」にするのか「コンプレックス」にするのか、それは自分次第でどうにでも変えられます。

この説明をするときによく例え話になるのが「コップの中に水が半分ある」というお話です。

「コップの中に水が半分ある」というのは事実。

でもこれを「まだ半分ある」のか「もう半分しかない」ととらえるのか。それは自分次第です。

要は自分自身がどう解釈するかによって、幸にも不幸にもとれるんだとわかったのです。

私の「身長が低い」という事実は変わりません。

「だからこそ同じように小柄で困っている人に情報を届けるウェブサイトが作れる」と思うのか「やっぱり私って小柄で何を着てもしっくりこないよね……」と考えるのか。

解釈を変えるだけで、事実の受け取り方が変わるのです。

小柄だから悩んでいたのではなく、服が見つからないから悩んでいた

樺沢紫苑先生が書かれた「言葉にすれば『悩み』は消える　言語化の魔力」という本を読みました。

その中に小柄に関する悩みがあったのです。

私はこの悩みを読んで衝撃を受けました。

「身長が低い。そのせいで彼女ができない」

身長155センチ、30歳の独身男性Fさんがいます。彼の最大の悩みは、「身長が低い」ことです。Fさんは常々、こう嘆いています。「身長が低いせいで、30年間、一度も女性と付き合ったことがない」

中略

Fさんが、本当に困っていることは何でしょう？Fさんは「身長が低い」と悩んでいますが、それはFさんの最大の悩みなのでしょうか？Fさんの本当の悩みは、「モテないこと」「30年間、彼女がいないこと」だと直観します。自分がモテない理由を、「身長が低いこと」にしている。心理学的には、これを「自己正当化」といいます。

Fさんは、素敵な彼女ができても、「身長が低い」と悩み続けるでしょうか？その素敵な女性と結婚して、可愛い子供が2人生まれたとしても、Fさんの人生最大の悩みは、身長が低いことでしょうか？

Fさんは、身長が低いというコンプレックス（劣等感）を持っている。人生がうまくいかない場合、その理由を「コンプレックス」のせいにしたがるのが、人間の無意識の心理なのです。

言葉にすれば「悩み」は消える　言語化の魔力より

私が学生時代だったころ、友達と買い物に行っても私だけサイズがない。

友達はいつも試着室からかっこいい装いで出てくるのに、私だけいつも丈が長くてズルズルかっこ悪い。

そんなコンプレックスがありました。

だけど今は、小柄向けブランドも増えたし、サイズ展開の多いショップもあり洋服に困らない。

結婚もして元気な子供を2人も生んだ。　ましてや身長が低いことを「仕事」にして、小柄でも魅力的になる方法を発信しているのです。

今、小柄がコンプレックスか？と聞かれると「NO！」です。

この本を読んで、私は「身長が低いことに悩んでいた」のではなく「自分にピッタリの服が見つからなくて悩んでいた」ということに気づきました。

悩みの本質を知ることって、大事ですね！

言語化の魔力　言葉にすれば「悩み」は消える

事実をどう解釈するのか

当ブログやインスタで小柄がスタイルアップする方法やコーディネートを載せていくうちに、自分の考え方がどんどん変わっていきました。

先ほどのコップの話のように、事実は一つなんですよね。あとは自分がどう感じるか？だけなんです。

高校生の頃は「身長が低いこと」が嫌で仕方なかったけど、ものの見方を変えて「じゃあ、同じように困っている小柄さんに発信しよう！」と、自分自身の気持ちが変わったんです。

今、悩んでいることも「見方」を変えるだけで、それは魅力になるかもしれませんね。